刀剣

肥後同田貫宗広  天保七年八月日  

保存刀剣


特徴

同田貫宗広は、小山太郎といい肥後国延寿鍛冶の末流で、自ら「同田貫上野介拾代嫡孫延寿太郎」と銘す。肥後細川家の重臣である沼田有宗に従って江戸に出て、水心子正秀に学び江戸において作刀する。新々刀同田貫一派の末尾を飾る良工である。本作は板目肌よく詰み、鎬筋に沿って段映りが見られ刃文は小丁子乱れで華やかな出来となる。拵は同時期に拵えられたと思われる時代色豊かな半太刀拵。

詳細

長さ 67.50cm
反り 1.8cm
時代 江戸
肥後
先幅 1.8cm
先重 0.4cm
元幅 2.8cm
元重 0.6cm

金額

売約済