脇指

一文字出羽守行広

特別保存刀剣


特徴

橋本吉信の次男、河内大掾正広の弟。正保五年に出羽大掾を受領し、寛文三年に出羽守に転任する。 長崎にて同流の薬師寺種永の元でオランダ鍛えを学び茎に「以阿蘭陀鍛作」と切る。銘は古作備前を 表意するため「一」を切る。寛永十六年23歳から天和三年没するまで44年の作刀期間がある。 本作は地鉄板目肌流れ、刃文は焼きの高い丁子刃となり激しく乱れ、砂流し盛んに入り華美な出来となる。 銘に「一文字」と切っており備前一文字を狙った作となる。

詳細

長さ

53,0cm

反り 1,3cm
時代 江戸
肥前
先幅 2.4cm
先重 0.5cm
元幅 3,0cm
元重 0.6cm

金額

650,000円