刀装具

天保七丙申彫り初一柳友善(花押)

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特徴

一柳友善は初代が1750年頃に水戸で活躍し、以降明治まで七代まで継承され水戸を代表する金工一家。本作は天保七年(1836年)の年紀が記されているため 五代友善と見られる。五代友善は四代の子で1788年に生まれ、はじめ良助、当主になり伊左衛門を襲名する。縁に切られている『彫初(ほりぞめ)』というのは彫金師が新年年明け 一番最初に鑿、鏨を用いた仕事始めの際に使われる。本作はその年の一番仕事の縁頭であり、作風は不老長寿を祝う蓑亀と寿老人を配し、年初めに縁起の良いおめでたさを表現した作となっている。

詳細

図柄 寿老蓑亀図
時代 江戸
常陸
材質
3.7cm
2,1cm
高さ 1.0㎝

金額

200,000円